関野 ⼀ 先生

経歴等

関野 一(せきの はじめ)

・京都大学医学部 卒業
・医師・総合内科・呼吸器内科専門医
・一般社団法人 日本複合医療臨床研究会代表理事

ガンや難病など慢性病と生活習慣病を治せない現代医療の欠陥に気づき、高原医師・白川太郎医師より薫陶を受けて複合的医学の世界に入る。

我が国には国民皆保険制度という世界にも誇れる素晴らしいシステムがあります。この保険制度はどなたでもエビデンスレベルの高い高水準な医療が低価格(1割~3割負担)で受けられることが特徴です。基本的にこの範囲内で治療可能な場合は最優先すべきです。
しかし国内には難病難民と呼ばれる患者が相当数いることも忘れてはなりません。総合病院や大学病院で勤務する医師は、取り扱うことができない治療法やガイドラインに載っていない治療法に関しては無関心であり、その結果、知らない=怪しいといったイメージを持たれることが多くあります。かくいう自分も勤務医時代はそうでした。
一旦海外へ目を向けると実は先進国の殆どの国で先進医療や伝統医療を組み込んだ複合的な医療が浸透しており、実際にがんの罹患率や死亡率は軒並み低下してきています。現在、日本の大学病院始めとした多くの医療機関ではほとんど全て「診療ガイドライン」最優先で患者の価値観や臨床的状況を考えることなく治療方針が決められているのではないでしょうか?そしてガイドラインによる治療法の選択肢がなくなると、「もう治療はない」と見放された患者は難病難民となるのです。
これらの難病難民を少しでも減らすためには保険診療外でも有効な治療法を検証し確立していく必要があります。
西洋医学のみでは「もはや打つ手なし」と見離された末期ガン患者をはじめ、奇病・難病で苦しむ患者にもスポットを当て、患者たちを絶望の淵から救う「奇病・難病治療医」として標準医療は基より、西洋医学と代替医療を組み合わせた統合医学的治療に取り組んでいます。

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